2017年12月25日月曜日

最近の社長

「来年・平成30年と言う日々」


1年は速いです。人生は石火の如くです。
今年は、リーマンや大きなテロがなくて良かったです。

経済的制裁・貿易摩擦・中国バブル・ユーロ崩壊・トランプ大統領の暴走・
国債バブル・中東問題・異常気象などネガティブな材料には枚挙に限りありません。

「投資は気から」と言う方もおられます。
ポジティブに考えたいものですが、楽観は禁物です。
良い年になりますようにと賽銭箱に100円玉投げ銭して祈ってもダメです。

自分から変わらないと、だれも助けてくれませんょ。
変わらないと言うことは自分自身で自分を肯定しているだけです。
1分前までの過去は忘れましょう。



2017年12月18日月曜日

最近の社長

「えんぴつ」


先日、会社の近くの文房具屋でMITSU-BISHI鉛筆を1ダースと「日本一切れる」と書いてある手回し鉛筆削りを買いました。
文房具屋のおばちゃんとは仲良しなので、「負けてぇ~」とは言えず定価で買いました。
それからしばらく、鉛筆ばかり使ってます。

小学校1年の時、ぴんぴんに削った鉛筆とキャップと消しゴム、そしてそれを入れるキャラクターの筆箱。
はじめは大事にしますけど、筆箱でシバいたり、ランドセルごと投げてしまったりするものですから、バキバキです。
そんな思いもあいまって、クリクリ削って取り出すと先の削れた部分から、なんともいえない鉛と木のよい香り。

使っていると鉛筆がいいよなッ!
書きやすい!
そしてとんがってないとダメです。
親指と人差し指で角張ってる箇所を探しもって書き書きしますがすぐに丸くなるのでまた削る。
それも楽しいです。早く短くならんかいな・・・
サラッピンの鉛筆に換えたいのに・・・

何十年も変わらない鉛筆。
人間はすぐ、手のひら、ヒラヒラ。

三菱鉛筆大好きです。



2017年12月11日月曜日

最近の社長

「海外へ」


日曜日のあさ、「ぐっと!地球便」という番組で海外在住でがんばってる方へ、
お身内のかたからお届け物をするかたわら、現状を取材すると言う内容。
よく泣けますよ。

名利だけではなくて、とにかくいろんな思いで日本を飛び立ち自分のやりたいことや目標に突き進む。
たとえばもし、我が子がアフリカや南米の衛生面も治安の悪い国に看護師として赴任するとか、いきなりブロードウェイでダンサーになる。とか、言って聞かなかった場合には皆様はどうしますか?
すんなり、首を縦に振りますか・・・

私は、人生ってやっぱり短いから好きにしてくれたら良いと思いたいです。
(その場になればわかりませんが)

この番組を見ていたら、いまからでもどっか近く、そう、たとえば去年金融機関の研修で行ったフィリピンで仕事があれば行きたいです。近いですしね。

シンガポールから毎年クリスマスカードをくれる社長も久しぶりに会ってみたくなります。




2017年12月4日月曜日

最近の社長

「率先垂範」


 仲良しの社長が、クルマのディーラーに行くと言うので同行。
見たら人間、欲しくなります。
と、前面ウィンドウごしになにやら白髪のへんなおじさんが、
街路樹のイチョウの木の出すぎた枝をぼきぼき素手で折っては眺め、折っては集めしています。
終わったかと思いきや、次は大きな窓の拭き掃除。

私「だれ?あのひと・・・」
社員「あ、うちの社長です。」
・・・・・・

私「えっ! イチョウの木、素手でなにして樹液でかぶれないかなぁ」
・・・・・・

率先垂範。
というか、自分でやらないと気がすまないのか、
あるいは、人に言うより自分でやったほうが早いとお思いなのか・・・
いずれにせよ経営者や重責の方は、下から常に見られているもの。


そう思うと最近横着してなにもしてないなぁ・・・




2017年11月27日月曜日

最近の社長

「もう、年末か・・・」


今年も残すところあとわずか・・・
毎々の決まり文句ですよね。
弊社もこの時期忙しくなります。
挨拶回り、年賀状、忘年会、賞与の査定、お歳暮、掃除に机周りの整理整頓。
もう、いい歳になったにもかかわらず、ぎりぎりにならなければなにも手につかない。
これも今に始まったことではありませんが・・・
「チェンジ!」
なにかを変えなければ・・・いつもと同じではあきまへん。
さぁ、さぁ、なにをどうしましょうか。

経営者や重責を担う方は24時間考えて寝てるときでも
なんとはなく考えてるくらいでないといけません。

考えて、考えて、考えて。
いつかは答えが出るもの、だそうです。
稲盛名誉会長が若いとき、松下幸之助の講演会での質問で、
「どうしたら、松下電器のように大きな会社に出来ますか?」と言う質問に対して翁は、
「そりゃ、きみ、思うことやな」と。会場はせせら笑うばかりでしたが、稲盛名誉会長は、そうか、思うことか!    
京都一、日本一、世界一。

有名な逸話です。
まず、思わないと何も始まりはしないです。
同じ、同じ、同じ。
人と同じ、昨日と同じ、未来まで同じでは面白んないんじゃないですか!





2017年11月20日月曜日

最近の社長

「100」


自社所有の小さなビルの外壁・共用部分・屋上防水工事など経年劣化を防ぐために改修工事をしています。
工事業者曰く、『新築時は100%といたしますと、以降、100ということはもうないんです。
ですから、10年~13年ごとを目安に直していかないといけないんです。』と・・・・

なるほど、100は新築時ですよね。
もう、二度と100にはならないのです。

ふと、私は、私の100はいつなのか?
しばらく考え込みましたが、そのようなことを考えるのをやめました。
サブいですよね・・・・
こわいですよね・・・・




2017年11月13日月曜日

最近の社長

「一円玉」


寺町通りを独りで歩いていましたら、チラッとつま先におってました。
アルミの硬貨です。
会社の近くなので誰かに見られていたら嫌味を言われるのも困るので
拾わずに通り過ぎる気まんまんだったんですけど、一歩後退して手にしました。

可愛そうにアスファルトにもみくちゃになって、傷だらけ。

会社の支払いでも100万円のところ、1円たりないと、
\999,999円となり場合によっては大変なことになりかねませんよね。

どう考えても、1円、侮るなかれです。

小事、侮るなかれ!



2017年11月6日月曜日

最近の社長

「人材って」


みずほフィナンシャルGは、今後10年間に国内外の人材を19000人あまり人員削減するとのこと。
フィンテックの進化などを見据えて先手を打つ必要があり、新規採用の抑制、退職者で6万人→4万人へ・・・

将来要らないヒト・・・
こういう記事を読むのは最近慣れっこですが、欧米を含め日本でも例外はありません。

「可愛い子には旅をさせない」とは、人材の二極化から落ちこぼれそうです。




2017年10月30日月曜日

最近の社長

「火と水」


 ヒトは火を見ると焼けるのがこわいので、近寄りません。
水は近寄りやすく心地よいので、侮っていると溺れてしまいます。
ヒトにはじめ甘くして、あとで厳しくすると憎まれます。
逆にはじめ厳しくしておいて、あとで優しくするとありがたがられることがあります。
ヒトのこころは手のひらを返すように簡単に翻るので、争いになります。
このようなことですから、老子は「微小なものを見抜くことを『明』という」
明は明察の明です。

ただ、
毎日毎日、明明明明と考えていると嫌んなりますょ。

寿命を減らさない程度に!!



2017年10月23日月曜日

最近の社長

「経年劣化」


弊社では毎年全社員、人間ドックに行きます。
もちろん私も診て貰っています。
前回も、「下半身の筋肉量不足」と・・・・
・・・・そんなはずないのになぁ・・・・

着替えで、パンツやズボンをはくとき、
そういえば、“おっとっと”おっとっと、となることありますよね。
先日も便所の壁に自ら頭をぶつけに行きました。

そう思うと、靴下も若いときは片足立ちではけてましたっけ。
いまは、椅子か地べたに座り込まないと履けませんよね。
こんなはずじゃない!
自分はまだ若い!
なんて思っても人生は石火の如く。

話が反れましたが、人間ドックの結果を役立てるようにしてください。
だれも改善してないじゃないですか?(弊社社員)




2017年10月16日月曜日

最近の社長

「能力の無い上司は人に恨みの種をまく」


最近、読んだ本に気になるフレーズがこれです。
これが後者とするので、前者には「優れた上司は人に恩義を植えつける」とありました。
「恨みの種」ってけっこうな傷が残りそうな表現ですよね。
古典にも、「怨み骨髄に入る」っていうもっと怖そうな表現もあります。

日ごろ、なにげなく仕事をして、給料以上やってるつもり、私は上司あなたは部下、仕事っていうのはこうするの、こうしなきゃダメ、聞く耳あるけどそれは聞かない、万一聞いても却下、これは自分で判断して、これって誰が指示したの、これ私聞いてない。
「上下日に百戦する」とはよく言ったのもですが、「人間の悩みはすべて人的関係」。モノゴコロがついて死ぬまで。
親・兄弟・親戚・学校・会社・友人
仙人みたいに山で独り暮らしできませんものね!

ひとの立場に、立ち位置になってみたら、判ることがけっこうあると思うのですが・・・
じゃ、自分は?
と言われるとノド詰まりますね。






2017年10月9日月曜日

最近の社長

「不動産価格動向」


昨今のインバウンドや民泊バブルで、京都市内も地価が上昇しているのは周知の事実です。
京都に一棟はホテルを建設してパンフレットに載せておかないといけないが如く、財閥・電鉄系のホテルが林立する京都。
それ以外でも大小さまざまなホテル業者が名を連ねて用地を取得しています。

グローバルな視点から世界中では金融緩和で紙幣は溢れかえっており、少しでも利回りの良い投資先に矛先は集中します。情報が錯綜する中、我も我もが争奪戦を繰り広げています。
90年代のバブルは周辺部でもなんでもかんでも不動産とあらば値上がりしましたが、今回はさすがに二極化で僻地まで価格上昇することはないようです。
しかし、その反面、駅近・街の真ん中・有名観光地などは買い手もあまたで物(ブツ)さえあれば買い手は予約待ちです。
ところが、金融機関のほうは90年代のバブル期の貸出残高より多くの融資金額を放出してしまっているとのこと。
ファンド、アパートローン、商業ビルにホテル。
人口の減っていく国が栄えることは無い、というのにです。

それに加えて1992年に施行された改正生産緑地法が30年の期限を2022年に迎えるので、いままで農業継続を条件に固定資産税などの減額措置を受けてきた土地が、市場に出回ってきます。(ますます郊外立地は値崩れ?)

私たち不動産に携わっている業者も、買うべし、売るべし、休むべし、と思惑は三者三様です。
私はご相談者様には、利と理にかなったブツであれば買ってもいいと思いますょ、と申しますが不動産は一物一物異なります。
それゆえ、決断となれば即決しがたいものです。

最近、弊社の近くにお客様商談サロン「コンセプトクラブ・六龍(りくりゅう)」を開設いたしました。
弊社の既存の地主様を中心にさまざまなご相談に応じる為にカフェ風な接待スペースにいたしました。
ぜひ、一度ご来館いただければ嬉しいです!















2017年10月2日月曜日

最近の社長

「 因 」


河原町通りをクルマで。
赤信号で止まっていると、若者が煙草をポイ。
ああ、私も若いころ煙草をクルマの窓からポイ捨てして、
白バイのお兄さんに「道路は灰皿ではないぞ!」と吸殻を手渡されました。

今は、弊社のコインパークの掃除をします。
コンビニのゴミ・吸殻・空き缶、など等。

若いときにクルマの窓からポイ捨てしてきた裏返しですね。
その時はその行為をしている者は気づきません。

踏まれた足は覚えているけれど、踏んだほうは気づいてない。」
気を付けたいものです。




2017年9月25日月曜日

最近の社長

「騎虎」


騎虎(きこ)
騎虎の勢い・三人市虎・虎の威を借る・虎の子・虎の巻・虎のしっぽを踏む・虎に羽・虎穴にいらずんば、虎にまつわる格言などは数多くあります。
最近読んだ本に「騎虎」について書かれていました。

字のごとくですが、勢いあまって虎の背に乗ってしまったら、
降りると虎に喰われるので降りるに降りられない。
行き着く所まで行かなければどうにもならない。という意味ですが、戒めの意味もあります。

勢いがあるのは悪いことではありません。
しかし、余りあるといかがなものか・・・と言いたいそうです。

古の賢人はどうしてこうも上手く喩えることが出来たのでしょうか?
当然、現在の「先生」と呼ばれる方々もそういう域に、
もしくは粋に到達さえておられる方もいらっしゃるでしょう。

さて、私はどうか。
「虎」には乗りたくないですが、爪を切って、牙を全部抜いてあれば話は別です。





2017年9月11日月曜日

最近の社長

「ウエッジ」


月間経済誌「ウエッジ」さんに弊社の1ページ広告が1年間掲載されます。
書店や新幹線のグリーン車にいつも置いてありますので、
ぜひご一読くださいますようお願い申し上げます。

あわせて、「日経モーニングプラス」のキャスターである、
天明麻衣子さんにも1年間お付き合い賜っています。



2017年9月4日月曜日

最近の社長

「思う」


物には意識や考えはありませんが、長年使っているペンや、クルマにはこちらから愛着心が湧くものです。
ヒトからの一方通行かと言えばそうかも知れませんが、「こんなクルマもうええわ!」と思ったりしていると故障したりしますよね。
なんでも大事にしないといけません。
わたしは現場でネジを拾うのが好きです。ポケットに入れて忘れるとお尻に刺さります。そうして、デスクの引き出しにいれっぱにしておくと、何ヶ月か何年か後、必ず役に立つ日が来ます。
物にはいのちはないのですが・・・
いのちのある、「犬や猫には言葉がしゃべれないのでだいじにしてやれ」とは頭山満翁。

みなさんの会社にはクリップ落ってません????

2017年8月28日月曜日

最近の社長

「見える人」


四条通ですれ違いざまに、あっ!あの人は確か・・
クルマに乗っていても、あっ!うちの社員。
デスクに向かっていても、あっ!空席のひとは営業に、銀行に、もしくはお手洗い。
赤はUFJ、青はみずほ、緑はSMBC
注意力、洞察力?
その反面、いつすれ違ってもわかってくれない人がいます。
空席の人は今日、有給休暇?わかりません?・・・・
視野が狭いわけではありません。
なるべく、広角レンズで見えてほしいものです。





2017年8月21日月曜日

最近の社長

「仕事とは」自問篇


仕事とはなんぞ?
金さえ儲かったらよい、と言う訳ではないことくらいは理解できます。
世も為人の為、それも。
弊社では、朝の10分ミィーティング以外は会議もなにもしてません。
個人商店さながらです。放し飼戦略です。
なるべく自分で考えてもらうようにしています。

よく、今期売上目標○○○億円! とか、
社員の物心両立、社是、情熱・・・
確かに目標も社是も理念もあるほうがいいと思います。
偉い人の本を輪読したり、大声で発声練習するのもいいです。
目安箱を置いて面と向かって言えないことを投稿するもよしです。
しかし、仕事は面白いのが1番です。
仕事が面白くないというのは、不幸極まりません。
面白くするにはどうするか?
やりがいを持って達成感を味わう。
達成感とは・・・
たとえば、大文字山でも富士山でも頂上に辿り着いて不愉快な人はそもそも登山に行きませんよね。
しんどかったけど、やった!!という達成感が得られます。
では、やった!!とは・・・
認められること。
シングルプレーでない限り、誰かしら何人かで仕事は成し遂げることでしょう。
そのなかで、大事にされ信頼されて誰からも求められ、認められること。
最後に仕事とは・・・
終わりの無い布施。
自分以外の人のために働くことではないでしょうか・・・

※社員A「社長、次に載せるのもうないですよ!」
私「ええっ、このまえがんばって3本書いてあるじゃろが!」
A「もう無いですって。」
私「わかったけど、ネタが無い。」
そういえば、先日ある住職に講演を依頼すると頭んなかにネタいっぱいあるし、
3時間でも4時間でもしゃべれるよ。と・・・
ほんとにそうでした。長時間もつらいです。





2017年8月14日月曜日

最近の社長

「戦後72年」


テレビでお盆になると戦争の風化が叫ばれます。
わたしは小学校56年の2年間に担任だった上田ツタ先生を思い出します。
先生はよく戦争のはなしをなさっており、なかでも「にあんちゃん」を朗読しては
ご自分で涙ぐみながらわたしたちに聞かせてくれていました。
いま、世界中でも最も平和な国のひとつ日本。
平和ではあるけれど、殺伐として来ていると思いませんか?
昭和の劇的な復興やマンションの林立で「隣は何をするヒトぞ!」などよく耳にしていた昭和。
いま、世界中でいざこざが多く、それを対岸の火として見ているわたし。
どの方向に人々は進んで行くのでしょうか?
大火災もはじめは小さな火。
鬱積しているものが爆発しないこと祈ります。





2017年8月7日月曜日

最近の社長

「回転の速い人」


"男性は子を生む夢は見ないし、
女性は嫁を娶る夢は見ない"
とか、最近読んだ本に書いてありました。
なので、夢に見ることというのは、およそ日ごろ思っている事柄や心配事なのだそうです。
そりゃ、男性は子供が生めないし、女性は女性と結婚もしませんよね。
上手いこと言いますね。
上手いこと言えなくて、あとで思うと、なんでそのとき、あのときに、こう言えなかったのかと悔やんでみても後の祭り。
ずいぶん前にも、弊社のコインパークをご利用された方が、ご立腹。
なんでも、駐車されて3分以内に戻ってきて、ロック板(ストッパーが通常駐車後3分で上がってロックします)がまだ上がってなかったので出庫すると、ロック板が上がってその方のクルマのそこがガリガリ、あげく、なんぞの部品が破損した!!!(頭から湯気の嵐)
さて、担当者が返答に困っている様子なので、私は、
「クルマで走行中、黄色信号でアクセル踏んで事故するようなもの。」と言ってあげたらどうかな・・・?!
結果、その通り言ったら、ご理解を得たとのこと。
 TVでも台本なしで言い返しの上手い方、尊敬します。
政治家でもお笑いの方でも、天職やねぇ~と思えるほど素晴らしい「返し」が出来る方おられます。
やはり、回転が速い。
慣れと鍛錬も必要ですが・・・
やはり答えをいくつかシュミレーションできてないとあきませんね・・・
んんんんッ、難しいな・・・






2017年7月31日月曜日

最近の社長

「ツブレル」


「中小企業とデキモノは大きくなれば潰れる」と、皆様は耳にしたことがおありでしょうか?
簡単に言うと、どうでしょう、"人材"ですか・・・
中小企業といえばおおよそワンマンの社長がおおいですよね。
諫言苦言は耳に痛いし、まして、年下や部下からのそれは、
「じゃっかしい! おれはこれでうん十年やって来たんじゃい!」なんて社長に遭遇したこと無いですか?
君主や社長に意見したり、説得することの難しさは私が大好きな韓非子には克明に示されておりますが、なにせ2000年以上前ですから下手に諌めると。斬首・車裂・足切・餓死・鴆毒とまあまあえげつないです。(キングダムに近いですかね)韓非子自身も同僚の嫉妬により暗殺されてしまいますが、君主に認められない疎ましさが込められています。
 とはいえ今はいい時代なので、そのようなことは日本ではないですね。

昭和生まれでよかったです。

2017年7月24日月曜日

最近の社長

「性根」


先日、地方の美味しい食材を食べ歩く、テレビ番組で、
ゲストがでぶっちょのタレントさんでなんでもダイエット中とのことでしたが、あまりの美味しさにがっついて食べるその姿に、ナレーターが「こやつの、性根は変わらんわ!」と一喝。
うんん?!
そういえば、亡き母がよく、「あのこは、このこは、性根が悪い」と人の悪口を言うときに、性根が、性根が、と自分のことは棚において置いて吐き捨てていたのを思い出してしまいました。
そこで辞書で性根をひくと、「根本的なこころの持ち方」と。
根ですね。
根っこが良い・悪い?
根がないと幹は立ってられないし、幹がないと枝葉は伸びないし、そもそも根がないと水を吸いあげられないですよね。
根は大事です。

次に「こころ」
盛和塾では「こころを磨く」
こころを磨くとは、こころは毎日掃除して磨かないと汚れてしまったり、悪い考えが起こったりします。
でも、磨いて反省出来たなら、怠らずまた、掃除する。
ですから、はじめの「こやつの、性根は変わらんわ!」
と言うのは間違えで、自分で磨ける人は好悪は別として、変えられるのですょ。



2017年7月10日月曜日

最近の社長

「めんどうになる」


世間の甘さ辛さを味わい尽くしてしまえば、雨となり雲となる人情の急変にも無関心になって、全く目を開いて見るさえめんどうになる。また、人情をすっかり知り尽くしてしまえば、牛と言われようと馬と言われようと、勝手に言わせておいて腹も立てず、ただ、はいはいとうなずくばかりである。
(洪自誠)

抜粋したものですが、面白くないですか?
私はこの、「全く目を開いて見るさえめんどう」という表現がたまらなく好きで、著者のユーモラスな一面を感じます。
今で言うところの見栄や嫉妬、羨む気持ちなど、どうでもよいのではないの???
他人(ひと)のことは気にするな!!!と、言われているようです。
会社の近くでよく、家より高価そうなクルマを見かけます。

アレじゃ、煙草買いに行ったり、物件見に行けへんなあぁぁ・・・と思う私はまだまだですね。

2017年7月3日月曜日

最近の社長

「衰え」


若いとき、サウナや大浴場でおじいさんが壁にもたれながらパンツや靴下を履いておられるのを見て、自分は大丈夫。
そう思ってました。
最近、どうも「おっとっと」と片足立ちするとよろけます。
体幹筋を鍛えなければ10年、20年先には「まさか!」の事態に陥るかも・・・
経年劣化。
幼少期にからだにいいものを食してないセイかも、と親にバチあたりなことを思ったり。
日々三省。
とはいえ、健康なときに不健康を想像するのは難しく、若いときに年老いた自分が見えるはずも無い。
健康を維持するのはまわりにご迷惑をかけないため。
毎年、弊社も社員全員で人間ドックへ行ってますが、がん細胞やシコリだけなかったらいいと考えてか、それ以外はあまり役立ってる感はありません。
ご自愛を!!!


2017年6月26日月曜日

最近の社長

「じぶんのこと」


“敵を知り己を知れば百戦危うからず”
有名な孫子の兵法。

並称されている呉子は、
”敵を知るのは意外と易く己を知るのは難しい“と。

自分の体は自分しか解らない、と同様に、
自分のことは自分にしか解らない。
とは違います。
体は確かにそうですが、自分の思想、言行などは、はたして自分でどれほど解っているものでしょう。
地位やおかねがあっても私が思うに可愛そうな人がいます。
しかし、そういう方の近くには諫言苦言する人は皆無。
ますます、可愛そうです。
現世に居る時間は少ないので、私は利益を出して還元していけたら良いと思います。が、それがなかなかどうして難しくて。
 先日も「メンタルダウン」という言葉を耳にしました。
造語でしょうけど、大企業やメガバンクだけに限ったことではないでしょう。
なんとかそういう方も減るといいです。






2017年6月19日月曜日

最近の社長

「ゼイゼイ」


うちの地主様。
「社長はん、賃料上げてぇ・・・・」
私「ええぇっ、んんん・・・・」
「わたしねぇ、いつもゼイゼイ言ってるんどすぇ」
私「それって税金のことですか?」
「はぁ、そうですがな。もう、いつ死ぬかわからへんのにゼイゼイ言ってるんどすぇ、かないまへんわぁ・・・・」
私「いいじゃないですか。セイゼイ使えば・・・・」

そういう方はお金使いません。

またある日・・・同じ地主様
私「おかあさん、ひとりでこの町家、蔵もあって大きすぎるねぇ」
「そうどす。ひとりやしねぇ。」
私「セコムも入ってないし泥棒も怖いねぇ」
「そうどすがな、そやし泥棒さんに渡すように30万円ふうに入れて置いてますねんえ。30万で命だけはとらんとこれもって帰ってもらうようにお願いしますねん。はははははははっは」
私「んんん、30万でねぇ・・・・」





2017年6月12日月曜日

最近の社長

「カレンダー」


携帯でカレンダーを見て指でスライドすると、来年、再来年、その次、またその次の年。いったい、いつまであるの?
2100年以上?
いや、まだまだある・・・・

私も子供も将来の孫も、もう現世には居ない年まであります。
古典では人の人生100年で表現されていることがよくあります。
100年生きる人は居なかったでしょうが、
まぁ稀に90歳くらいまで生きた人も居たからでしょう・・・・

いまは保険でも、思ったより長生きした時の商品もあるとか。
頭と体がしっかりしていたら良いですが、健康年齢と寿命は違います。

孔子も「朝、道を理解できたら夕に死んでもかまわない」と。
無責任な表現に聞こえますが、実は100になっても私など解らないでしょう。
まだまだ修業しないといけないという、自戒の意味ですね。
古の人の言うことは深いです。


2017年6月5日月曜日

最近の社長

「守秘義務」


取引上、
「これこれの内容は他言なさらないよう、お取り計らいください」
なんて、交渉の最中にあります。

日常、
「これこれって、知ってる?ここだけの話、だれにも言わないでよ」
なんて、これもよく聞くフレーズです。

しかし、残念なことに前者も後者も、その場に居合わせてない人が知ることとなる。
“人の口に戸は建てられない!”
人に知られるのが嫌なら、それを言わない、また しない方がよいと、古のひと。

イニシエのひとの言うことは、勉強したほうがいいと思います。





2017年5月29日月曜日

最近の社長

「自転車」


メガバンク女子の上司曰く
「この子ねぇ、ついこの前もチャリで修学院まで営業行ってるんですわ!」

私   「それは電動自転車?」
上司  「ちゃいまっせ! 普通のいわゆる“ママチャリ”ですわ!」
私   「四条から! すごい! うちには電動自転車ありますょ、高台寺の坂も立ち漕ぎしなくて行けるらしいですよ」
その女子「ええええっ、わたしも電動の買って欲しいです~」
上司  「・・・・・」

みなさま、電動自転車お乗りになったことありますでしょうか?
私も乗ってみましたが、ヘルメットが要るんじゃないかと思うほど、グイグイ進みます。
営業では、クルマでは見えにくい所まで見えるし、
一方通行もないし、停まりたい所でとまれます。

要は本人次第。

やる気があれば、京都市内ぐらいどこへでもチャリで行けます。
やるか、やらないか、それだけです。

経営者なら、“その女子”、社員にしたいと思いませんか???





2017年5月22日月曜日

最近の社長

「適応」2017 05 05


日経新聞に重電世界2強の独シーメンスと米GEの業績が堅調という記事。
東京電力福島原発事故以降、原発事業から撤退を決定。
風力や天然ガス発電、火力、再生エネルギーなどにシフト。
一方の東芝は事故後も「原発売上高1兆円の旗は降ろさない」。
独米の2社は100年以上の歴史を持ち、電力は中核事業。
世界の発電エネルギー事情の変化に適応してきた、とのこと。

 どうして、こんなに賢い人がいっぱい居る日本は先の2社のように出来なかったのでしょう・・・
中国古典にも、「やめる時期を考えていたらその時は来ない。思ったときに即刻撤退すればよい」と。







2017年5月15日月曜日

最近の社長

「抜 釘」2017.04.26


去年、足首骨折した際の治療で、チタンのプレート×1とネジ×5本を抜き取るのに、23日の入院です。
そのプレートはレントゲン写真で見る限り、まるで蛭のように私の骨にへばり付いていました。
はじめは、なんとも言えぬ違和感でしたが、もう、一年も生活を供にしていると「水魚の交わり」です。
お別れするのはちょっとなんとも嬉し悲しです。
術後は足の指まで腫れて、みたらし団子のように見えます。
で、取り外したそれを頂き、小さな額に入れてもらって自分の戒めのために飾っておくことにしました。
もう、同じ「過ち」をしない為です。
人間はすぐに忘れてしまいます。
ついこのまえまで、ソケイヘルニアで痛かったことも、次の更なる痛みには劣ってしまいます。
それと似て、重圧な悩み事が請じれば、それまでのそこそこの悩み事などは、なんてなくなります。
というか、“ぶっ飛びます”。
尺は違えども、だれにでも経験のあることだと思います。
つまり、その時その時の最大の痛み、最大の悩み、最大の苦慮などは自分が最大と思っているだけで、短い人生で更なる最大が来ないとは限りませんよね。
ではどうしろと!?
それは、経験を積みながら、善行をも積む。(カッコイイですか!)
風呂屋の番台→湯、だけ→言うだけですから。(昭和!)









2017年5月8日月曜日

最近の社長

10年ひと区切り」


家電に限らず、消耗品ときたら新品のうちは気持ち良いほど真っ白なのに10年以上経つと黄色っぽくなったり、クリーム色になったりいかにも時代遅れな様相に変化しますよね・・・故障したり潰れたり、直しに出すと「サラ買ったほうが安いですよ!」とこうきませんか・・・とはいえ、自宅にはナショナルのロゴマークも活きています
私たちが売買するマンションやビル、一戸建てでも時代時代のデザインやイメージも変化します。
そこでキーワードを「飽きないもの」とすると“町家”とかレトロな車、昭和の歌、他にもいろいろありますが、飽きが来ないものを創る、保持していくということは如何に困難なことか、もしくは万人に愛され続けられるかです。
そこには、こんどは「信用」というキーワードが不可欠になります。
そして、はじめて「儲け」に繋がります。
儲け→信と者→信者。
応援して頂ける方をふやすことですね。
私は無宗教ですが、お寺に行くとお賽銭箱には僅かな小銭をいれます。そうしてその小銭では到底及ばぬほどのお願事をむにゃむにゃ言います。
気休めかも知れませんが・・・
先日読んだ本の中に、明治維新の偉い人が少年期、お寺の裏でお守りに小便をかけたら“バチ”が当たるか試しにやってみたところ、なんともなかったと。
他愛の無い話ですが、面白すぎますよね。思ったことをすぐ行動に出来るのは子供だけです。
私も面白くない講演会などで「おもんないど!!!」って叫んでみたくなる衝動に駆られますが、それやっちゃうと邪魔くさいことになりますしできないですが。
ともあれ話はむちゃくちゃですが、10年また10年。
振り返るとまたもや10年。現世に居れる時間は少ないですから・・・





2017年4月24日月曜日

最近の社長

「シリア」2017


44日早朝
シリア北部で化学兵器のサリンを使用した疑い・・・
映像には人間や家畜、それに鳩がばたばた転がっています。
しかも、ネットには膨大な映像やニュース。
人道的な問題とか、倫理云々・・
というレベルではないです。
いつも、「唯一の被爆国」と戦後70年以上経っても言われ続けていますが、シリアの収束はいつなのか・・・
弱者、特にこどもの目に余る映像はそむけるなと言われても無理なものもあります。
映画や劇場版のように視聴者が興味をそそる様にしたてた、「戦場」の様子。

ゲーム→映画→現実。

「後生畏るべし」とはよい意味で、次々と有能な後輩が出てくる。といういい意味の古典ですが、後から生まれてくる人が、情も無く、徳も無く、優しさ(恕)も無いような時代が来ることだけは避けたいです。


2017年4月17日月曜日

最近の社長

「入院Ⅱ」


329日の入院から一週間以上禁酒中。
陶淵明も李白も白居易もお酒好きです。
甕にいっぱいなみなみ入ってなくとも、いつも切らさないで欲しい!
と、書いてあります。
その昔は娯楽も少なかったので、お祭り、神事などことあるごとに酒席。
いまは、なんでもありです。
しかし、生活習慣は改善しがたく、夕食時でもお酒のない卓はすぐ片付きます。
そして、アルコールを血管に注ぐと、腫れる・痛む!
恐怖感が無いと強制禁酒出来ない自分も人間らしいですが、
どういうか、「あまい!」
日ごろいかに自分にあまいか・・・

“過ちを改めない、是を過ちという”