2014年12月29日月曜日

最近の社長

後生畏るべし」コウセイオソルベシ


孔子が門徒に対して説いた言葉です。
「後生畏るべし、~~~
しかし、40、50歳になってもその名声を聞かなければ、
恐れるものではない。」

自分より若いひと達が、どうしていまの私たちより優ら無いと言えようか・・
 私も金融機関その他の異業種交流会などでは、自分が一番若い!
などと、思っていたのも束の間。
30代の経営者や2代目、3代目と、創業社長ではなくても、
恐ろしく出来のよさそうなのに加えて、賢いのが居ます。

そんなとき、自分の不甲斐無さと交錯して逆にやる気が出ます。
若い時代、身近にライバルが居なかった私は、いつも社外に良きライバルがいました。
いまも。

平成になって26年、もうすぐ27年を迎えます。
不動産でも平成モノ(昭和以降の建築物件)ならまだ築浅などとはもう昔。
若いひとには当然がんばって京都を、日本を盛り上げて☆いです。

来年は、未来は、読めませんが目の前の仕事をこなして行くほかありません。
みなさま、今年も大変ありがとうございます。
来る年が皆様にとって善き年でありますよう祈願いたします。
来年も弊社及び社員一同どうか
よろしくお願いいたします!!!!!





2014年12月22日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」③


 ラオスでは「ラオス計画投資省」を訪問しました。
こちらでは、鈴木先生というすっっごく熱い志をお持ちの方に、
レクチャーしていただき、ラオスに関する著書も多数出版されています。
めちゃめちゃ男前で滑舌よく3か国語以上をこなされます。

投資省の副大臣も表敬訪問した際、鈴木先生の事を大変頼りにされ、
日本とのパイプ役を自らこなし、企業・金融機関その他誘致に
尽力されておられます。ただ、大病するとシンガポールかタイの病院へ
行かないと信憑性に欠けるとのこと。

 しかし、ラオスもミャンマーもその他の東アジア地域においても、
日本政府による円借款により、それでもってインフラや港湾、空港に至るまで、
日本の商社やゼネコンが技術供与等する。
結局、日本のお金がくるくる廻る。

つい先日も安倍首相が東アジアを歴訪されました。
お土産もない、提案もない、そんでもって同行企業も無しなんてことないですよね。
東アジアでは親日国が多いのでどんどん進出してほしです。
私も進出してみたいし、HOYAや京都のアー○○○の社長みたいに、
海外移住してみたいです。というのはウソです。

やっぱり京都が良くて、たまにとか、年に2~3ヶ月居るくらいならいいですけど、
夢の夢ですね・・・
どこの家にもある使用期限切れの“オロナイン”のように鎮座しているだけでは
人生おもしろくないですからね・・・












2014年12月15日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」②


 ミャンマーJETROヤンゴン事務所へ。
ミャンマーの国土面積は日本の約1,8倍。
電気の普及率はなんと30%
7割は無電。人口は6000万人、でも最近の調査で5000万人とわかり、
約1000万人間違っていました。

私が「ソーラーパネルに裸電球くらいはあるのでしょ。」と質問すると、
「それは電気が来てる方にカウントされます」とのこと。
電気は乾季にはメコン河などの水量が減って、よく停電するし、
実際に私たちが泊まっていた一番大きなホテルでも
朝早くにバッッチという音とともに停電しました。

街中は街灯など少なく暗いけどまだましで、一時間も車で走ると、
原風景が広がり穀倉地帯のなかにポツリポツリと
藁ぶきのような家々が見受けられ、天秤棒で前後ろに水瓶を
ぶら提げて歩く姿。
映画で見たことのあるような光景。
つくづく、日本に生まれてありがたいと思います。

 次に一行は「ティラワ工業団地」へと向かいました。
2400haの広大な土地に日本の26社の大企業がすでに工場用地の
契約を済ませています。
いまはまだ、建設中の道路と管理事務所しかありません。
見渡す限り何もない全く何もなく、「いつ出来んの???」という感じと
50名ほどの現地?作業員。

管理事務所で日本人によるプレゼンがあるとのことで、
15人のおじさんが折りたたみ椅子に鎮座。
そこへ
「みなさま、遠路はるばるお疲れ様でございます。
ヤンゴンから悪路を1時間半、ありがとうございます!」
な、な、なんと現れたのは30歳前後の美女。
おじさんたち顔を見合わせ固唾をのむ。
彼女は東京外語大学でミャンマー語を習い、ミャンマー政府機関に勤めていて、
このティラワの開発をしている三菱商事・住友商事・丸紅や五洋建設の人ではないとのこと。
みんなくぎずけです。

彼女はみんなの質問にも物怖じすることなくテキパキこなし、
終了後は写真をせがむおじさんも・・・
しかし、えらいなぁとも思うけど、
自分はこの子に負けてるかも・・・
そんな日でした。








2014年12月8日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」①


 金融機関の研修旅行でミャンマー・ラオスに、同行させて戴きました。
15名の一行で今回は知らない方ばかりになってしまいました。
そもそも、この会の総会がニューオータニ大阪であった9月のある日、
私が大変慕っております大阪のS社長が、

「今度の旅行行くんやろ! オレ、団長やしな、
行こうなぁ、5日間コースと7日間コースあるけど、
そんなん短い方でええやろ。おっさんばっかりと長いこと居ても
しゃないしなぁ・・」

私「そうなんですか。S社長が行くんなら、まして団長までされるんですし、
僕も参加させてもらいます。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、11月17日  9:00  関空に大集合。

私「あれ、S社長おらんやん・・・・!」

金融機関担当者に、「あのぉ、S社長は?」
担当者「あれっ、聞いたはらへんの?
S社長はメキシコ出張とのことで今回は不参加です。
当然、仕事優先ですから、まあ、しょうがないですね。
団長も他の社長に代わってもらいました。」
私「え、ええっ。」
笑撃。

つづく。



2014年12月1日月曜日

最近の社長

「ホンダ、金曜日の操業休止」
日経新聞2014 10 31夕刊

 国内の販売不振・リコール・消費増税後の回復の遅れなどが、
その理由に・・・

しかし、記事の一番最後には、「同社は世界中の需要のある場所で生産する
“地産地消”戦略を推進しているため、国内販売の低迷が工場の操業度低下につながり易い」と。
ということは、関税や輸送コスト為替などなど勘案して売れる国、地域に資本投下しつつ、
グローバル企業化していくということ。いま、メガバンクでも大型設備投資が少ないのは、
円ドルが80円台の昨年までに大企業が海外展開をすでにそこそこ終えているからです。

この、ホンダの記事に見る限り、売り上げ維持と、それこそ会社維持
つまり世界中のライバル会社と戦い抜くための選択肢は、
時代の変化に果敢に対応出来る会社しか残れなくなってきている。
ということです。

解っちゃいるけど、出来ない。タイミングが悪い。古参社員が邪魔する・・・
大企業中小零細もないですね。