2014年11月24日月曜日

最近の社長

「一世紀」

2014 10月27日 18:30

50名ほどで講演会があり、
私の真隣にご着席の方は相当の御歳を召した方。
ご講話が終了してお酒が出てくると、
私もおしゃべりがし易くなり、

「す、すいません、座ったまま申し訳ないですが、
お名刺をいただいてもいいですか・・」

「おお、お、わしのね。・・」

それからは、私の仕事の事の説明をし、
少しの身の上相談をし、御歳を聞くとなんと、
93やで~っ、とのこと。なんでも通じます。
仕事も冗談も。生を受けて一世紀近くになる方を横に、
話を聞いてもらっていると、だんだんその方が、
“仙人”のように見えてきました。

歴史上の仕事戦士です。老いてはおられても
しわしわの目の奥の目は鋭く優しい。
ジュワーと感じてこちらは背筋がピンとします。

しばらくすると、「ちょっと話してくるわ」といわれ、
老戦士は稲盛名誉会長の隣に座ってなにやら
嬉しそうに話されてます。
京セラ、アメリカを初代立ち上げた方とのことでした。

2014年11月17日月曜日

最近の社長

「割り箸」


昼食はもっぱら蕎麦が多いです。
割り箸が似合います。

蕎麦を盛る竹の皮で編んだざるは、
蕎麦が触れる面は竹皮の表。
ざるには盛る面が竹皮の表皮で出来たものと、
そうでないものがあります。
蕎麦は表皮でなければ、ひっかかって、
おまけに少し乾くとくっ付いてしまいます。

 いや、そんな話ではなくて、割り箸です。
先日、新聞で材木伐採のため島ごと全部丸はげになった
アジアの島の写真を視ました。
当然お金の為です。喰うためです。

せめて使い捨ては止めたいところですが、
割り箸を全廃すれば割り箸製造工場が困ります。
島の自然は残りますが、島民は餓えるかもしれません。
学校へ行けると喜んでいる子も泣くことになるかもしれません。
しかし、自然が残れば温暖化も少しマシになるかもしれません。
北極の氷も川にならなくていいかもしれません。
学者は偉そうにむづかしい専門用語を謳うだけかもしれません。
「むづかしい」と言えばそれ以降考えなくていいかもしれません。
誰も彼も自分の利益にならないことはしないということは
明らかです。

2014年11月10日月曜日

最近の社長

「ミャンマー」


アジア最後のフロンティア。
~テイン・セイン政権は2014年10月外銀への
銀行免許9枠のうち3枠を日本の3メガに与えた~日経新聞

 3行全ては無理であろうと言われていたのに
通った! というのが業界関係者。
しかしながら、「ミャンマーの銀行業はゼロからのスタート。
10年以上は赤字が続くことを覚悟する必要がある」(国際金融筋)
とのこと。
10年と聞いて、10年後はその担当者は在職しているでしょうか・・・

元伊藤忠商事会長の丹羽さんの講演で、「なにか事業をするには10年は掛かるんですよ」
というフレーズが頭によぎりました。
ということは・・・10年間は利益がでない。
10年は永いようで短いです。

ジェトロでも進出の相談ばかりかと思えば、
以外や「撤退の相談も結構ありますよ」と。

キビシイ。日本人は勤勉ですばらしいですから、
ガイジンやその外圧に負けないでほしいです。






2014年11月3日月曜日

最近の社長

「モメル」


 ~人間同士はどうして争うのか~

そのむかし、人口もほんのわずかで、
食べる物も、木の実・魚・穀物類が余るほどあって、
着物も、夏は草で編んだもの、寒い季節は動物の毛皮。
人々は争うことなどしなくても生活には事欠かないし、
働かなくてもいい。

 ところが、ひと家族5人子が生まれれば、ねずみ講式で
何世代も経ると人は増えに増えて、豊作の年はいいけれど、
凶作であれば、子を養うために奪い合う。

 このような繰り返しで現在に至る、争う内容はもっともっと
複雑化して国同士のそれ等はもっぱら政治的思惑とかけ引きですよね。
複雑にはなってきていても、人間は生まれたときなどは、
中国の思想家の時代も今も同じ。
赤ちゃんは欲しいものが口に入るまで泣きやみません。
複雑に考えないでどうしたら後生のひと達がもめないで済むか・・・

それは「中庸」バランスだと思います。
性善説も性悪説でもなくバランス。
たとえば、いっぱいありますが、たとえば、
ここでは止めときます。
実際の事例や仮説をここで謳うと、
あまりにも当てはまってしまう方々が多いので・・・